マッチングアプリでメッセージは続いているのに、デートの約束までたどり着けない。約束できても直前にキャンセルされたり、気づけば返信が来なくなったりする。そんな経験がある方は、会う前の電話の使い方を見直してみてください。
この記事では、マッチングアプリ攻略YouTuberとして発信しているあそうが、会う前の電話に誘うタイミングと誘い方、電話で話す内容を解説します。
会う前の電話で目指すのは、会話を盛り上げることではありません。デートの日時と場所を決めることと、決まったデートを予定どおり迎えることです。話し上手である必要はなく、電話の目的とやることを押さえておけば十分です。
この記事の結論
・会う前の電話の目的は「日程と場所を決める」「キャンセルを防ぐ」の2つ
・誘うときは「5分だけ」「10分だけ」と、かかる時間を先に伝える
・話題は行くお店などデートの話から。日程は二択で聞いて、電話の中で決める
・長く話すより、楽しい雰囲気のまま短く切り上げる
目次
マッチングアプリで会う前の電話は「会うハードルを下げる」ためのもの
会う前の電話と、会ったあとの電話は役割が違います。会う前の電話は、相手が「会ってみよう」と思えるまでのハードルを下げるためのものです。メッセージだけでは伝わりにくい声や雰囲気を知ってもらうことで、会うことへの不安を小さくします。

電話の目的と、そのためにやることは、それぞれ2つに絞れます。
| 目的・やること | 具体的には |
|---|---|
| 目的1:日程と場所を決める | 電話の中で、デートの「いつ・どこで」まで決める |
| 目的2:キャンセルを防ぐ | 決まったデートの日まで、会う気持ちを保ってもらう |
| やること1:楽しそうだと思ってもらう | 最低限、「話が合わなそう」「つまらなそう」と思われないようにする |
| やること2:安心してもらう | 「変な人ではない」「会っても大丈夫」と感じてもらう |
会話を盛り上げる、相手を楽しませる、話のうまさを見せる。こうしたことは目的ではなく、手段にすぎません。盛り上げようと力むほど、焦っている様子が伝わったり、相手が話したくない話題に踏み込んでしまったりして、かえって「デートはつまらなそう」と思われる原因になります。
電話は、会うまでのハードルを下げるための手段です。電話をすること自体をゴールにせず、「次のデートにつながったか」で考えましょう。
声で話すと何が変わる?会う前に電話する3つのメリット
声には気持ちが乗りやすい
メッセージは、同じ言葉でも送り手のテンションや本気度が読み取りにくいものです。声で話せば、楽しんでいるのか、戸惑っているのかが自然と伝わります。
声から相手の気持ちを読み取りやすいことは、研究でも示されています。米国の心理学誌『American Psychologist』に掲載されたKraus氏の研究(2017年)では、合計1,700人以上が参加した5つの実験で、相手の感情をどれだけ正確に読み取れるかを比べました。その結果、声だけを聞く条件のほうが、映像だけの条件や、映像と声の両方がある条件よりも、正確に読み取れる傾向が見られました。
この研究で比べたのは「声」と「映像」で、メッセージとの比較ではありません。それでも、声には言葉以上の情報が乗ることを示す結果といえます。

「会ったら思っていた人と違った」を減らせる
メッセージだけでやり取りしている相手は、どんな話し方をする人なのか想像しにくいものです。会う前に声を聞いて、普通に会話ができれば、「会ってみたら思っていた人と違った」という不安を小さくできます。
相手の好みに合わせて話し方を変える必要はありません。落ち着いて声を聞かせ、普通にやり取りできれば十分です。
「メッセージだけの相手」から一歩抜け出せる
マッチングアプリでは、相手が同時に何人もの人とメッセージをしていることも珍しくありません。その中で電話までしたことがある相手は多くないため、電話をしたというだけで「メッセージをしているたくさんの人のひとり」から一歩抜け出せます。
ほかの人と差をつける方法は、話術やテクニックだけではありません。電話に誘うという行動を取るかどうかも、そのひとつです。
会うまでの期間と通話の手段について、調査からわかること
電話のタイミングと手段を考えるうえで、参考になる調査を2つ紹介します。
初めて会うまでの期間が長いほど、目的の達成率は低い傾向
一般社団法人日本マッチングアプリ機構の調査では、マッチングアプリで実際に人と会った経験がある407人に、知り合ってから初めて会うまでの期間と、アプリの利用目的をどの程度達成できたかを聞いています。
| 初めて会うまでの期間 | 目的達成率 |
|---|---|
| 当日 | 47.4% |
| 2〜3日 | 81.3% |
| 1週間以内 | 62.0% |
| 2週間以内 | 58.9% |
| 1か月以内 | 43.6% |
| 1か月超 | 26.9% |
一般社団法人日本マッチングアプリ機構「マッチングアプリは何日で会うのが正解?会うまでの期間と目的達成度の関係を調査」(2026年9月17日公表)。2026年8月10日〜18日、この1年間にマッチングアプリを利用した18〜49歳の男女500人を対象にしたインターネット調査。表は実際に会った経験がある407人の回答で、目的達成率は「十分に達成できた」「ある程度達成できた」の合計。日本マッチングアプリ機構 公式サイト
2〜3日で会った人の達成率が最も高く、1か月を超えると26.9%まで下がっています。一方で、当日に会った人は2〜3日で会った人より低く、早ければ早いほどよいわけではありません。また、調査元も、会うまでの期間と目的達成の因果関係を示すものではないと注記しています。
そのうえで、デートまでの間が空くほど結果につながりにくい傾向はあるといえます。予定が先になるときほど、電話で間をつなぐ意味があります。
通話の手段は、相手が安心できるものを選ぶ
株式会社ラス恋が40〜80代の男女1,199人を対象に行った調査では、交際前の相手と話すときに希望する通話の手段などを聞いています。
| 項目 | 女性 | 男性 |
|---|---|---|
| アプリ内の通話機能で話したい | 37.4% | 12.4% |
| 電話番号で通話したい | 1.9% | 17.2% |
| アプリの外で連絡を取ることに危険やリスクを感じる | 80.1% | 55.4% |
株式会社ラス恋「ミドルシニアの通話・電話に関する恋愛実態調査」(2026年8月20日公表、ASCII.jp掲載のプレスリリース)。2026年8月、40〜80代の男女1,199人を対象に実施。
女性ではアプリ内の通話機能が最も多く選ばれ、アプリ内通話を選んだ理由では「連絡先を教えなくても話せて安心」が89.5%を占めました。対象は40代以上の利用者ですが、会う前の段階では、連絡先を渡すことに慎重な人もいると考えておくとよいでしょう。
電話に誘うときは、LINEや電話番号の交換を前提にせず、利用中のアプリに通話機能があれば、それを使う提案も選択肢に入れてください。
シーン別|会う前の電話への誘い方
マッチングアプリで電話に誘う場面は、主に次の4つです。誘い文の例は、動画で紹介している言い回しをもとに、編集部で読みやすく整えたものです。今の状況に近いものから使ってみてください。

誘うタイミング断られた直後の返信で、すぐに誘います。
誘い文の例「そうですよね、心配もありますよね。じゃあ、寝る前にちょっとだけ電話しませんか?5分だけで大丈夫です」
ポイント「会う」という提案を、「電話する」という小さな提案に下げます。大きな頼みを断ったあとは、同じ相手からの小さな頼みを受け入れやすくなることが、社会心理学の実験(ドア・イン・ザ・フェイス)で知られています。
避けたいこと「どうしたら会ってくれますか?」と理由を聞くこと。言われるまま、メッセージだけを長々と続けること。
誘うタイミングデートの予定が決まったら、すぐに誘います。
誘い文の例「会うまでまだ時間があるし、一回ちょっとだけ電話しておきませんか?今日か明日の寝る前にでも」
ポイント気持ちは時間とともに薄れやすいため、つなぎの電話で熱量を保ちます。行くお店の話を少しして、デートへの期待を一緒に高めましょう。盛り下がる前に、10分以内で切り上げます。
誘うタイミングデートの前日から3日前くらいまで。気持ちが揺れやすい直前の時期に、先回りして誘います。
誘い文の例「〇日、楽しみにしています。よろしくお願いします。お互い安心だと思うので、今日の寝る前にでもちょっとだけ電話しておきませんか?」
ポイント行くお店の話で楽しみな気持ちを共有し、集合場所と時間をはっきり決めます。最後は「電話も楽しかったし、会えるのを楽しみにしています」と前向きに締めましょう。時間は10〜15分が目安です。
誘うタイミング返信が遅くなった、短くなったと感じたとき。まだデートに誘えていない場合は、先にデートに誘います。
誘い文の例「この話、電話で話したほうが楽しい気がしてきたので、今日か明日の寝る前に10分だけ電話しませんか?」
ポイント今話している話題を、そのまま誘うきっかけにします。熱量が下がっているときにテンションの高いメッセージを送ると温度差が出てしまい、文字だけで立て直すのは難しいもの。電話でいったん空気をリセットしましょう。電話の時間が決まったら、それまでメッセージは控えて大丈夫です。
どのシーンでも、かかる時間を先に伝える
誘い文には、「5分だけ」「10分だけ」「ちょっとだけ」と、電話にかかる時間を必ず入れましょう。友人と何時間も電話する人もいるため、「電話」と聞くと長くなると想像する人は少なくありません。終わりの時間がわからなければ、長くなるかもしれないと身構えるのは自然なことです。相手が使う時間を先に示せば、「それくらいなら」と思ってもらいやすくなります。
また、最初から長電話を目指す必要はありません。盛り上がった結果として長くなるのは構いませんが、避けたいのは盛り下がったまま電話が終わることです。短い時間で区切り、楽しい雰囲気のまま切り上げましょう。
誘い文の言い回しや送るタイミングは、それまでのやり取りによって変わります。送る前に誰かに見てほしい方は、送信前のメッセージ添削や回数制限なしのLINE相談を受けられるPhotojoy NEXTのサポート内容も確認してみてください。担当は女性コーチなので、女性から見てどう受け取られるかも相談できます。
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会う前の電話で話す内容|目的別の流れ
電話で何を話すかは、電話の目的から逆算して決めます。「日程と場所を決める」のか、「キャンセルを防ぐ」のかで、話の流れが変わります。
目的1:日程と場所を決める電話
デートがまだ決まっていない段階の電話では、その電話の中で「いつ・どこで」まで決めることがゴールです。趣味の話で盛り上がって、そのまま電話を切ってしまうのはもったいない終わり方です。
特別なトークスキルは要りません。共通点をひとつ出してデートの話につなげ、あなたがしっかり反応すれば十分です。流れは3ステップです。
- 共通の好みをひとつ出す:「〇〇さん、お肉が好きって言ってましたよね」のように、メッセージで出た好みを話題にします。食べ物などグルメの話題にすると、デートの話につなげやすくなります。
- お店の話につなげる:「〇〇(エリア名)の△△ってお店、行ったことありますか?」と聞き、URLを送るなどして実際にお店を見てもらいます。「ここ、おいしそうじゃないですか?行ってみたいんですよね」と、初デートの楽しさを具体的に想像してもらいましょう。
- 二択で決める:「じゃあ一緒に行きましょうよ。△△と□□だったら、どっちが好きそうですか?」と好みを聞きます。お店が決まったら、「金曜と土曜の夜なら、どっちが都合いいですか?」と日程も二択で聞きます。
ポイントは、「行きたいですか?」ではなく「どっちが好きそうですか?」と、好みを聞く形にすることです。「行きたいですか?」と聞かれると、相手は自分から「行きたい」と言う立場になり、答えにくくなります。好みを聞かれるだけなら、気軽に答えられます。日程も「空いてますか?」と聞くより、二択で聞いたほうが答えやすくなります。

ただし、相手の好みから大きく外れたお店を選んでいると、この流れは成り立ちません。また、相手が乗り気でない様子なら、その場で無理に決めず、改めて相談しましょう。
目的2:デートをキャンセルさせない電話
デートが決まっても、まだ安心はできません。キャンセルされやすいのは、デートまで10日以上空くときと、デートの前日・前々日です。間が空くと気持ちが冷めやすく、直前になると「行くのが面倒」「初めて会う人は緊張する」といった気持ちが出やすくなります。
このタイミングの電話で大切なのは、「会っても大丈夫な人だ」と安心してもらうことです。話題は次のようなもので十分です。
- 行くお店の話をして、「おいしそうですね」「おしゃれですよね」と楽しみな気持ちを共有する
- 「今日は何してたんですか?」「最近ハマっていることありますか?」といった雑談で相手の話を聞き、しっかり反応する
- リマインドの電話なら、集合場所と時間を確認する
相手が仕事の愚痴や最近あったつらいことを話してくれたときも、気持ちに寄り添って反応しましょう。前向きな気持ちで電話を終えられれば、デートまでの熱量を保ちやすくなります。
会う前の電話で避けたいこと・意識したいこと
「デートが楽しそう」「変な人ではない」という印象は、言葉で説明して伝わるものではありません。話し方や反応、雰囲気から伝わるものです。電話で意識したいのは次の4つです。
- 早口でまくし立てる焦っている、余裕がないという印象になりやすい。
- 最初から質問を重ねる自分のことは話さないのに踏み込んでくる人に見え、警戒されやすい。
- 「僕もです」と合わせるだけ意見を合わせる同調だけでは、気持ちが通じた感じが生まれにくい。
- 格好をつける自慢話を入れる、あえて笑わないなどは、逆効果になりやすい。
- 落ち着いたトーンで、ゆっくり話すそれだけで、余裕のある印象になる。
- 最初の5分は自分から話す先に自己開示すると、相手も話しやすくなる。
- 相手の気持ちに合わせて反応する同じテンションで「わかる!」と返すのが共感。
- 楽しいときは素直に笑う無反応より、反応がわかりやすいほうが話しやすい。
落ち着いたトーンで、ゆっくり話す
早口で話すと、焦っている、余裕がない、という印象になりやすくなります。電話では、意識してゆっくり、落ち着いたトーンで話しましょう。
最初の5分は、自分から話す
電話では聞き手に回るのが基本で、目安は自分3割・相手7割です。ただし、最初の5分ほどのアイスブレイクは逆で、あなたから話しましょう。相手は、こちらが自己開示した分しか話してくれないと考えておくとよいです。
「聞き上手がいい」と最初から質問を重ねると、相手からは「自分のことは話さないのに、こちらのプライベートにどんどん踏み込んでくる人」に見えてしまいます。先に自分のことを話して警戒をほどけば、相手も自然と話してくれるようになります。
「同調」ではなく「共感」で反応する
表情が見えない電話では、反応が相手に伝わりにくくなります。声に抑揚をつけ、相手の気持ちに合わせて返しましょう。無反応になるくらいなら、愛想笑いでも反応したほうが、ずっとよい印象になります。
格好をつけるのも逆効果です。自慢話を入れたり、「笑うと軽く見られる」と考えて笑わないようにしたりせず、楽しいときは素直に笑いましょう。
話すスピードや反応の仕方といった癖は、自分ではなかなか気づけないものです。本番の前に第三者の目で確かめておきたい方は、女性アドバイザーと実際のカフェで模擬デートができるモギジョイも選択肢になります。その場でフィードバックを受けられるので、自分では気づきにくい話し方の癖から身だしなみまで、見てもらえます。
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プロフィール写真も「会う前の安心材料」になる
会う前の電話が「会ったら思っていた人と違った」という不安を減らすのと同じように、プロフィール写真も、相手が会う前にあなたを知る大切な手がかりです。
実物と雰囲気がかけ離れた写真では、電話で積み上げた安心感が、会った瞬間に揺らいでしまうこともあります。今の自分の雰囲気が自然に伝わる写真を選んでおくと、写真、電話、実際に会ったときの印象がそろいやすくなります。
よくある質問
会う前の電話は、何分くらいがいいですか?
LINE通話とアプリの通話機能、どちらで誘えばいいですか?
電話に誘って断られたら、どうすればいいですか?
電話で話すことが思いつかないときは?
電話の約束をしたら、それまでのメッセージはどうすればいいですか?
まとめ|会う前の電話は、デートにつなげるための手段
会う前の電話は、仲良くなるためではなく、会うまでのハードルを下げるためのものです。押さえておきたいポイントは次のとおりです。
- デートが決まっていないなら、電話の中で「いつ・どこで」まで決める。話題はグルメから入り、最後は二択で聞く
- デートまで10日以上空くときは、予定が決まったらすぐにつなぎの電話を入れる
- 前日〜3日前はリマインドの電話で、楽しみな気持ちを共有し、集合場所と時間を確認する
- 誘うときは「5分だけ」「10分だけ」と時間を伝え、楽しい雰囲気のまま短く切り上げる
電話はあくまで手段で、電話をすることがゴールではありません。最終的な目的は、デートに行くことです。そのうえで、電話という手段をうまく使えるか、電話に誘えるかどうかで、デートにつながるかどうかは変わってきます。
この記事の内容は、YouTubeの動画でも解説しています。
参考にした情報
- Kraus, M. W. (2017). Voice-only communication enhances empathic accuracy. American Psychologist, 72(7), 644–654.
- Cialdini, R. B., et al. (1975). Reciprocal concessions procedure for inducing compliance: The door-in-the-face technique. Journal of Personality and Social Psychology, 31(2), 206–215.
- 一般社団法人日本マッチングアプリ機構「マッチングアプリは何日で会うのが正解?会うまでの期間と目的達成度の関係を調査」(PR TIMES、2026年9月17日)/日本マッチングアプリ機構 公式サイト
- 株式会社ラス恋「ミドルシニアの通話・電話に関する恋愛実態調査」(ASCII.jp掲載のプレスリリース、2026年8月20日)
この記事の執筆・監修:あそう
マッチングアプリ攻略YouTuber。YouTubeチャンネルでマッチングアプリの攻略法を発信しているほか、Photojoy NEXTの会員向けアプリ質問会も担当しています。
編集:ジョイマガ編集部。読者役の吹き出しは、よくある疑問をもとにした編集部の演出です。調査データは、各調査の対象・期間の範囲で紹介しています。
会う前の安心感は、プロフィール写真からも
電話で伝わった印象と、会ったときの印象をそろえるには、写真も大切です。今の自分らしい雰囲気が伝わる写真を用意したい方は、Photojoyの撮影サービスをご覧ください。
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